健康?Wellnessと違うの?
Wellbeingを辞書で調べると、「健康・幸福」と記載してあります。
「健康」という意味から考えますと、HealthもWellnessも健康という同じ意味に成りますよね。
では、それら3つの違いは?
・Health=医学的な観点からの健康=「病気では無い状態の健康」
・Wellness=WHO(世界保健機関)では、
「身体的・精神的・社会的に良好な状態=健康」と定めています。
欧米では更に進んだ認識が有り、健康の要素を8つにまで広げています。
①身体的な健康・②精神的な健康・③感情的な健康・④知的な健康
⑤職業的な健康・⑥財政的な健康・⑦社会的な健康・⑧環境的な健康
よってSelf Hackプロジェクトでは、
Wellnessを「8つの総合的健康」と位置付けました。
・Wellbeing=狭義では、同じ健康という意味でも、
Wellbeingは「(上記8つの)健康を達成された状態」を指しますが、
現在はより広義な意味を持ち、単純な健康を表わす単語を超えて、
概念・思想にまで拡大解釈するように成りました。
ポジティブで幸せ感ある充実した生き方や、生き甲斐や生き様までの人生論まで。
又、欧米企業ではWellbeing経営という戦略ツールに展開されています。
変化のスピードが早い時代、人と人との関係が希薄に成る時代、
政治不信やメディア不信、又、少子高齢化やコロナウイルス等への将来不安、、、
このような時代・社会だからこそ、Wellbeingという言葉が見直されています。
ここでSelf Hackプロジェクトでは、
Wellbeingを「幸福な健康・心満ちる生き方」と定義しました。
幸福という意味は?
Wellbeingのもう1つの意味である「幸福」。
幸福と言えば「Happiness」を思い起こす人が殆どのはず。
ただ、厳密にはHappinessは「瞬間的な、又は短時間的な幸福」を指すそうで、
Wellbeingは「持続的な、又は中長期的な幸福」を意味しますので、
近年海外では、幸せと言えば、Wellbeingという単語が使われる機会が多くなってきています。
短い時間よりも、永い時間の幸福の方が良いですし。