【PHILOSOPHY】
あと数10年先という近未来に、これまで人類が経験した事の無いレベルの社会変革が始まります。
SF映画の内容が、順番にリアル化していく世界が始まるのです。
AIが人間知能を抜く『シンギュラリティー』は、避ける事のできない大きな時代変化・社会変化。
緩やかな変化対応しか経験の無い人類は、この超急速な大変化に付いていけるのか、管理できるのか?
人間の価値観・道徳観・幸福感も大きく変わり、人類の根本が問われる事に成りそう、、、
確かに私達人類にとって便利でスマートな生活が訪れ、大きな恩恵を受ける事は間違いなさそうです。
しかし、評論家が言う程に、ポジティブな世界だけで済むのでしょうか?
現時点での人間の知能で、ダメージ予測・ネガティブ予測も行い、その対処法を早急に決めるべき。
現時点で、ポジティブ世界と成るのか、ネガティブ世界と成るかは誰にも判りませんが、
AIが人類を超える存在に成る可能性が高く、この大変革期に、人類は存在意義から再考するべきです。
人類は、生きる為に獣を狩り、火を使い、道具を作って「生きる利便性」を追求してきました。
時代・社会の牽引よりも、殆どの人間は、目の前に起こる事象への対応が人生、という人類の歴史。
それは、生物ヒエラルキーの頂点だからこその、短期的視点での生き方で良かったのかもしれません。
一方、シンギュラリティー後のAIと共存する世界では(生物ヒエラルキーが変わる可能性も) 、
AIが創る世界に便乗するだけでは無く、私達人類が2歩、3歩先を考えて生きて行く事が重要です。
人間として生まれてきた私達は、80歳程の人生が与えられ、今後はもっと長寿化する中で、
私達人間の「人生」とは何? 生きる「幸福」とは何? 人間はどこに向うの?
自らを大きく俯瞰して、中長期視点の思考での生き方が必要に成るのではないでしょうか?
このような想いを「Wellbeing(ウェルビーイング)」という私達のテーマに込めています。